住宅ローン返済で生活が苦しい場合の対処法を知りたいです

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いわゆる大手企業に勤めていた私は、当時迷わずに住宅ローンを組みました。月収だって同世代に比べて多い方で間違いありませんでしたし、ボーナスだって安定して支給されていたから、楽勝で払い終えて家を自分の物に出来る…そう信じて疑いませんでした。

しかし5年後には人員整理の憂き目に遭い、中小企業への転職を余儀なくされました。無職にならなかったのは幸いだったのですが、以前に比べて収入が劣るというのは必然とも言える事実で、私は多くの物を失いながらも何とか住宅ローンの支払いを続けてきましたが、それもそろそろ限界です。住宅ローンに加えて日々の生活に必要な費用を給与と積み立てから捻出してきたのですが、このままではいつか家を手放す事になってしまうので本当に困っています。

だから皆さんにお尋ねしたいのが『住宅ローンの返済で生活が苦しい場合の対処方法』です。昔よりも生活が厳しくなってしまった場合にでも住宅ローンを支払い続ける方法というのはありますでしょうか?家族も居て家を手放すというのは忍びないので是非とも教えて下さい。

支払い額の見直しがまずは先決です

住宅ローンを組む決断をする時、多くの人はやっぱり経済的な余裕がある時です。だからそこから経済的な状況が悪化してしまうと払えなくなるという人が多くなってしまい、それで不況になった今、家を手放す事になる人も多いのです。なので、そこから脱する方法について書いていきますね。

まず、住宅ローンで生活が苦しいという事は、毎月の無理な支払い額が苦しめているという事だと思います。仕事が変わって収入が減ってもまだ贅沢をしているというのならともかく、節制しても厳しい場合は住宅ローンで支払う額を見直していくというのが先決です。

なので、借りている銀行といった金融機関に向かい、支払い額についてじっくりと相談してみてください。毎月の支払い額が最低限で無い場合は今よりも毎月の支払い額を引き下げる事もできるので、それに関してはしっかりと打ち合わせて下さい。特に、今まで遅れずに返済できていたのなら銀行も相談に乗ってくれる可能性は高まります。

最悪の場合は民事再生を申請するという方法もあります。こちらは自己破産などと違って住宅ローンの返済は継続していきますが、他に借金がある場合は返済が大きく減りますので、とても楽になります。ただ、これを行うと家は残るもののブラックリストと呼ばれる状態になりますので、リスクが大きい方法だと自覚しておいて下さいね。

住宅ローンの返済で生活が苦しいときの解決方法

住宅ローンを組むときには、返済ができることを前提として考えるのが普通でしょう。しかし、実際に返済が始まってみると、それが生活に対して負担になってしまうと言うこともあります。返済が苦しい状態になってしまい、徐々に返済が遅れてしまうということもありえることでしょう。そうなると不利な状況になって、さらに返済が難しくなることもあります。

返済が遅れないように気をつけなければならないのですが、それでも遅れてしまうことはあるでしょう。このようなときにどうすれば良いのかというと、まずは金融機関に相談をしてみるのが良いでしょう。返済が遅れる前に相談をするべきです。すこし苦しくなった時点で相談をしておけば、何らかの対処をしてくれることもあります。

金融機関によっては融通が利かないこともありますから、住宅ローンを返済できそうにないと思っても何もできない場合もあります。親切に対応してくれることもあり、この対応は金融機関によって大きく異なっていると言えるでしょう。対応してくれる事もありますからまずは相談してみるのが良いのです。相談に応じてくれた場合には、例えば返済金額を小さくするという方法をとってくれることもあります。ただ、月々の返済金額を小さくすれば返済期間は長くなりますし、支払う利息の総額は大きくなるというデメリットについても把握しておきましょう。

他の金融機関で住宅ローンの借り換えを行うのも良い方法です。低い金利で契約をすることができれば返済も楽になると考えられますし、返済期間を長くすることができる場合もあります。このような金融機関を探すのも良い方法です。もうどうやっても返済していくことができないというのであれば、債務整理を行う事が必要です。まずは任意整理ができないのかどうかを金融機関に相談してみるのも良い方法だと考えられます。それでも無理であれば、自己破産などの手続きを行わなければなりませんから、弁護士などに相談する必要があります。